2014年1月16日木曜日

第5回行田市市民公益活動推進委員会に出席。



第5回目となる行田市市民公益活動推進委員会が行われました。
私たちSEEDもこの市民公益活動団体として市より認可していただいています。
私たちのような公益活動団体のリーダーたちが集まって構成されているのがこの委員会です。アドバイザー的な存在としてものつくり大学田尻研究室の田尻教授と学生たちも参加し、事務局は行田市地域づくり支援課が務めています。

委員会は毎月一回開催され、今年度中に「行田市市民公益活動推進計画骨子」をまとめあげることを目的に会議を重ねています。

まだまだ目に見える形での成果は出ていないし、むしろ課題ばかりが山積してきているような状態ではありますが、そもそも行田で市民団体が主体的にまちづくりに関わっていく(団体単体としての活動ではなく、総体としての市民活動というものをまちづくりの中にきちんと位置づけて機能させていく、という意味で)のはこれが初めてのケースだろうと思うし、そもそもすぐに結果が見えるものでもないと僕は思うので、長期的な視野でとらえて考えていくべき事だと思います。

地方自治体の財政が難しくなってきている昨今、地元で活動する市民活動団体の力をいかに活用できるかは大きな課題です。市民活動団体のメンバーたち一人一人が行政の指示待ちではなくて自分達自身で自分達を機能させる仕組みを構築していく必要があります。行政にそれを任せて後になってからシステムの不備に文句を言ってもその時間がもったいないだけです。行政が市民団体のほうに向いてくれている今、市民団体も行政としっかり向き合い、個々の活動だけでなく全体を見通した上での活動を模索していくべきです。

私たちSEEDも自分達のミッションすなわち「地域の芸術文化振興」を達成する手ためにも、行田市全体を俯瞰しながら、様々な市民団体との連携事業を模索していきたいと思います。



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